よくある質問

鍼やマッサージは癖になるって聞きましたが・・・

お風呂に入ったり、シャワーを浴びたりして清潔にし、血行をよくして気持ちよくなるのを癖といいますか?

アルコールやタバコなどで気持ちよさを求めるのであれば、まあ悪い癖と言っても過言ではありませんが、とにかくそういった常習癖と混同してはいけません!!

本来、生体内で身体が自力で掃除できなくなったところを、人為的にじかに洗い流すお手伝いをするのが鍼・マッサージのすごいところなのです。

鍼やマッサージには、合う人と合わない人がありますか?
私は鍼が苦手なので、マッサージだけお願いすることは可能ですか?

基本的に好き嫌いはあっても、合わない人はまずいないと思います。つまずいて擦りむいたり、指を切ったりして治らない人がいないように、鍼やマッサージとは生体が持つ『必ず元より良い状態に修復し直してくれる力=治癒力を更に引き出す』ことが原則なのです。

当院ではその人に合った治療パターンを用意しておりますので、遠慮なくご相談ください。

鍼は注射のように痛いのですか?また感染とか衛生面は大丈夫でしょうか?

鍼を初めてされる方皆さん聞かれますが、鍼灸の鍼は注射針のように太くて硬くありません。よく患者さんには「髪の毛程の細くて柔らかい鍼ですよ。」と説明しています。

さらに当院では患者さんの鍼治療の経験の有無によって、太さ・長さをチョイスしています。

確かに鍼経験の少ない方は緊張され、痛みが出やすいのですが慣れてくると全然抵抗なく入るのでいつ入れたのかわからないぐらいです。

感染・衛生面では、当院は使い捨て鍼(デイスポーザブル)を使用していますので、どうぞ安心して治療をお受け下さい。

鍼治療は、どのくらい刺して、マッサージより効果があるのですか?

首・肩・背中等は、普通の方で大体鍼を2〜3センチぐらい入れ、腰は大体4〜5センチ入れます。ただし胸・背中のあたりは胸膜があって破ると肺に達し、「気胸」になるおそれがあるので、決して垂直に入れることはありませんし、もちろん経験の少ない方はミリ単位で入れています。

鍼は痛みと炎症にとてもよく効く治療ですし、近年のある研究によれば、ガン細胞を殺すキラー細胞が鍼をすることによって増えるとの臨床データが出ているそうで、鍼をすることによって、ガンになりにくい身体が可能になるかもしれません!!

鍼やマッサージを受けた翌日は筋肉痛やだるさ、ひどいときは熱がでたりすると聞きました、本当ですか?
それと何か副作用とかあるのですか?

まず鍼やマッサージ治療は、刺激による生体の反応を利用して病気の治癒を図る一種の刺激療法にほかなりません。

ですから、たとえば皮膚の柔らかい人、色の白い人などは、鍼をするとうっ血しますし、マッサージを初めてする方・普段運動をされない方・筋肉の細い方は翌日筋肉痛、いわゆる「揉み返し」が起こり、熱も出たりします。

しかし当院で受診された方は、たしかに翌日だるかったり、痛かったりはしますが、それがなくなるとうそのように身体が楽に軽くなったとの嬉しいお言葉を頂いております。

次に、副作用についてですが、基本的にはまったくありません。当院は、事故のないように、鍼治療において、胸や腰から上の背中に鍼をする場合、胸膜を破ると肺を傷つけ、「気胸」を起こす場合があるので慎重にかつ、危険な箇所をきちんと把握して施術いたします。

私自身も日々鍼技術の向上を目指して精進しております。どうぞ安心して治療をお受けください。

鍼やマッサージした後は運動とかお風呂に入るのはダメなんでしょうか?

せっかく筋肉もほぐされて、気持ちよくなってるのですから、運動は止めてその日はゆっくり過ごされる方が良いでしょう。

お風呂は全く問題ありません、温泉等、大衆浴場も大丈夫です。ただし、高血圧の方・心臓に何らかの持病をお持ちの方は、念のために30分〜1時間ほど時間を空けてから入浴してください。

どのくらいのペースで鍼やマッサージを受ければ良いですか? ずっと続けなけなければならないのですか?

生体は、体の中に溜まった老廃物を大体『月の中旬』と『月の末』の2回、体の外に排出すると言われています。
その時に鍼やマッサージをすればよりいっそう効率よく老廃物を外に排出することが出来ます。ですから理想は月に2回されるのがベストではあります。 金銭的・時間的に月2回は難しいという方は、月に1回、せめて2ヶ月に1回は施術を受けてもらいたいものです。

コリコリにこって疲れた身体は、踏み固めた地面そのもの、それを柔らかくするのが鍼やマッサージ。!!田んぼや畑を、耕して、耕し過ぎることはないですよね。常に目をかけ、手入れをしてやらないと良い作物はできません。それといっしょで人間の身体も定期的に手入れが必要なのです。

不妊治療に鍼やマッサージは良いのですか?

本来人は、その季節の旬な食べ物を摂取することにより、身体の中の温度を調節してきましたが、目覚しい加工技術の進歩のおかげで、今ではいつでも季節に関係なく色んな季節の食べ物を摂取することが出来ますし、また昨今の食文化の欧米化の影響で最近の日本人の体は昔に比べて冷え気味だといわれています。

女性の器官はある程度体温が高くないとその機能がうまく働きません。そのために不妊で悩む女性が昔に比べて目立つようになりました。

まずは可能な限り季節感のある食物を摂取すること、後は鍼やマッサージで血行を良くして体温を上げてやり、器官のレスポンスをあげることです。
当院に不妊でお悩みで来られた何人かは、実際懐妊されたとの嬉しい報告も受けております(笑)。

鍼やマッサージはダイエットには良いのですか?

巷でいろいろなダイエットを耳にしますが、はっきり申しましてそういったダイエットはかえってバウンドしたり、特に女性はひどい肌荒れ・便秘・生理不順等で体調を著しく悪くされる方が多く、一概に全てが効果的とは言えないのが現実です。
基本的には生活習慣を見直し、規則正しい生活を送り、その補てん的役割として鍼やマッサージを活用するのが良いでしょう。

ダイエットのポイントとしては、
・食事は朝・昼・晩としっかりと摂取し、基本は腹七分〜八分に留め、間食は一切しないこと。
・週に1〜2回はジムで汗を流す、時間的に無理ならば通勤を歩きに替えて1日30分を心がける。
・日光をしっかり浴びることも大事ですし。睡眠は出来る限り、6〜7時間はしっかり取ること。
以上の3点が重要です。

あとは鍼やマッサージで、血行を良くして内臓の働きを活発にし、消化・吸収・排泄を促してやれば、1・2ヶ月もすれば5キロは無理なく軽く落せますよ。

松山市国民健康保険は使えるそうですが、社会保険は使えないのですか?

松山市国民健康保険を取り扱っておりますが、あくまで鍼に対して市から助成される制度であるため、マッサージのみには使えません。
(詳しくは こちらの松山市のはり・きゅうの料金についてのホームページ をご覧下さい。)

尚、社会保険は自由診療となっておりますのでお取り扱い出来ません。

ページトップに戻る