予防医学豆知識

半年以上の慢性疲労、すぐ受診。免疫力低下に注意、風邪ひきやすく!!

10月20日

「だるい」・「朝、起きれない」・「休日に寝ても休んだ気がせず、疲れが残る」疲れが長引くと聞いて思い当たる人はいるだろう。なんと四割の人が半年以上続く慢性的な疲労をかんじており、内二%は日常生活に支障があったと言われ、約45パーセントに半年以上続く疲労があった。

もちろん疲労は今に始まったものではなく80年代も6〜7割の人が疲れていた、ただ「ただ大半は一晩寝れば取れるものだだった」

ところが、生活や労働環境のの変化に伴い「慢性定な疲れに変わってきた」この疲労の原因の一つがストレス、ストレスには人間関係の悩みなど「精神的ストレス」だけでなく、過剰労働や激しい運動のような「身体的ストレス」、紫外線・化学物質・猛暑・感染症などの「生活環境ストレス」もある。

ストレスがかかると体の神経系や免疫系の他ホルモンなどの内分泌系のシステムにひずみが生じ、その時目には見えないが体が作る一つ一つの細胞でたんぱく質や遺伝子に傷がついているという。これが過度のストレスで修復力が追い付かなくなるのである。そのうち細胞の傷を修復できなくなり、疲労がたまり慢性化すのである。それを放っておくと病気になりやすい。

本来、「だるい」・「しんどい」などの疲労感は痛みや発熱と並び体の異常や変調を知らせる三大アラームの一つ。疲労を感じたら一日活動を休止して休息するのが健全なのだが、なかなか休めないの現実である。

その日の疲れはその日のうちに回復させるよう意識した。

睡眠や週末休みで疲れが回復しないのなら疲労が慢性化しつつあると考えてよい疲労感が6か月以上続けば「慢性疲労」であり、長く続くようなら早めに医療機関を受診しましょう。

またストレスなども解決が難しい場合は、家族や友人に話して共感してもらおうこと、また泣く・怒るといった感情の吐露も大切です。内にとどめず思いっきり感情を吐き出して、上手にストレスに対処しましょう。

ページトップに戻る