スマホを家に忘れ不安でしょうがない、そんなスマホ依存症の人の脳の働きに異変が起きている。子供では学ぶ力の低下、大人では物忘れ・計算能力の低下などプチ認知症状態が起こっているのです。
近年、デジタル機器による「情報の洪水」が脳の働きに影響しデジタル認知障害を引き起こしています。
まず心配なのは子供たちで、インターネットやゲームの長時間使用は脳の領域に変化をもたらし言語機能の発達なのに影響があり、数学や国語の点数が低かった。理由としては集中力の低下・スマホはすぐに答えが出て、多様な知識を関連づけながら学ぶ力を失う。
大人はどうか、約束を忘れた・3日前の事を覚えていないといった状態を引き起こし、特に30~50代の年齢が増えていると言われる。
人間の脳は、近年の研究で、ぼんやりしている状態でも相当なエネルギーを使っていて、入力された情報を整理し、重要な事を記憶したりするのだそうで、常にスマホを使っていると、その整理する時間がなくなり、「脳の中がごみ屋敷になる」だそうです。また興味のないことに意欲がわかない新タイプの『うつ』の原因にもなっていると言う。
こうならないためにも、スマホの使用時間を適正に、1~2時間使用したら、5~10分使用しないようにするようにし、とにかくスマホから意識が離れるよう、散歩したり、他な何かして過ごすよう、とにかくスマホをシャットダウンする感覚を心がけましょう。
またスマホには子供を対象として使用時間を制限するアプリもあるので、そういったものもうまく取り入れて、うまくスマホと付き合いましょう。