予防医学豆知識

夏の食中毒どう防ぐ、潜伏期間に注意/下痢止めは逆効果!!

07月03日

ここ最近松山市市内での飲食での食中毒で営業停止になった飲食店をちらほら耳にする。蒸し暑いこの時期は細菌も増えやすく、食中毒が起きやすい。

食中毒は細菌やウイルス、キノコの毒などがついた物を食べて腹痛や下痢、発熱などを起こす病気だ。特に高温多湿になる6〜9月は細菌が増殖しやすく、食中毒が増える。

最も多いのは、カンピロバクターによるもので、主に肉類の過熱が不十分だと感染する。鶏肉で検出される率が高く、特に注意が必要。

発症初期に発熱、その後、腹痛や下痢を起こし、潜伏期間が2〜7日と長い。ほとんどは数日で軽快するがごくまれに、感染から数週間後に手足の麻痺や呼吸困難などを起こすギラン・バレー症候群になることもあります。

また、サルモレラ菌の感染源は肉や卵、ペットのカメや犬からも移ります。子供は重症化なることもあり、ペットを触った手を口につけないよう注意が必要です。

それと行楽シーズンに気をつけたいのが、おにぎり・サンドイッチなど、素手で作る食品に付着するのがブドウ球菌です。皮膚の傷口などに潜んでいるので、調理には要注意。

後、カキなどが感染源になるノロウイルス・最近ジビエ料理で、シカやイノシシなどの野生動物の肉を十分に加熱しないことによるE型肝炎ウイルスの食中毒にも気をつけたい。

このような食中毒にはどう防げばいいのか?それには十分に加熱、食品についた菌やウイルスを死滅させることです。 また菌を増やさないことも大切で、食品を購入後速やかに冷蔵庫にに保存、解凍もできれば冷蔵庫であまり温度が上がらないようにすることが大事です。

万が一、食中毒になった場合、下痢止めを飲むのは体内から菌が排出できない場合があるので、飲むのを控え、水分と塩分で対処しましょう食中毒の多くは軽傷で済むが、高齢者・乳幼児などは悪化しやすいので早めに医療機関を受診しましょう。

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