予防医学豆知識

休んでもだるい。多い感染症・不眠はうつ病疑う。!!

04月10日

体がだるい・・・。休養しても回復しない疲労感や倦怠感は、深刻な病気の前触れや症状の一つかもしれない。 だるくて仕方がないとか体が重いという経験は誰にでもあるでしょう。睡眠不足や過労など、思い当たる生活習慣の乱れがあれば心配無用なのだが、いくら休んでも疲れが取れなければ、何らかの病気が潜んでいる可能性があります。

その中でも、寝つきが悪かったり、夜中に頻繁に目が覚めたり、必要以上に朝早く起きたりする場合は、「うつ病」を疑う。

また、だるさで、圧倒的に多いのは感染症。風邪やインフルエンザだけでなく、急性肝炎・結核にかかると非常にだるくなります。 これは、サイトカインという物質が、細菌やウイルスを排除しようと、体の中に増える免疫反応が原因である。 

また他のだるさの原因には、ホルモンの異常、いわゆる内分泌系の病気もあり、代表的なものに、甲状腺機能亢進症、バセドウ病が知られ、」食欲があるのに痩せる・イライラする・汗をかきやすい・手が震えるといった特徴がある。また喉が異常に乾く、尿量の増加で、病気に気づく糖尿病もそうであり、吐き気や食欲不振が伴うのなら慢性副腎皮質機能低下症が考えられる。後、全身の様々な器官に慢性的に炎症が起こる膠原病・関節リウマチ・全身性エリテマトーデスもだるさがでます。

だるいうえ、階段を昇るなどで、息切れする場合は、心臓か肺の病気かもしれません。

ただの疲れとは思えないだるさが続くようなら、病院の総合診療科などを受診し、相談をし、深刻な病気のサインを見逃さないようにしましょう。

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