予防医学豆知識

股関節痛っ!まず減量を、減る軟骨中年女性ご用心!!

07月07日

日常生活に支障を来すほどの股関節の痛みに悩まされる中高年は多いと思います。 ある50代のの女性は、ジョギングの最中に右脚の付け根に痛みを覚え、そのうちに、歩くどころか寝ているときも我慢できないほど痛むようになり、病院での]線検査で「変形性股関節症」の診断を受けたとのこと。

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、足の付け根が傷んだり、関節の動く範囲が狭くなる病気である。初期は関節の隙間が狭くなり、軟骨に凹凸が生じる。進行期に入ると軟骨が著しく減り、強い痛みを覚え、末期は、軟骨がほぼ消失して、関節が全く動かなくなる。

主に発症するのは、40〜50代で、女性がその8割を占める。特に日本女性は生まれつき骨盤のくぼみが浅く、加齢によって変形しやすい。また、最も変形をもたらす大きな要因は肥満です。

対策としましては、保存療法として、減量が重視され、軽い運動で筋力を付けて股関節の負担を減らすこと。また、日常生活の工夫で、痛みを誘発するような姿勢をとらないようにすることも大切です。

ただこうした方法で対応出来ないほど悪化している場合は、「骨切り術」・「人工関節」等、何かしらの外科的手術が必要です。それでも手術をするには、何かとリスクがありますので、症状や年齢えおよく考えて、最適な治療を見極めることが大事です。

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