予防医学豆知識

早食い、なぜ良くない!!

10月04日

あなたは、食べるのは早いだろうか、遅い方だろうか? 早食いの人は太りやすいと言われます。秋の味覚についつい食が進む季節、食べ方を見直してみてはどうでしょうか?

大人になって時間に追われる生活で早食いが週間になった人も少なくないのではないでしょうか。早食いの難点は、よく噛まずに飲み込むので胃腸に負担がかかること、脳が満腹感を覚える前にたくさん食べてしまうので、過食になりやすい点があげられます。また、かむ回数が少ない早食いの人ほど、体重や体脂肪率が高くなる傾向があります。

また、食べ物の消化や吸収などに費やされるエネルギー「食事誘発性体熱産生(DIT)」が、低く抑えられるらしいことがわかってきたらしい。研究で、ゆっくり食べた方が明らかにDITが多かったそうである。

一日の総エネルギー消費量の内訳は、基礎代謝量が、約60%・身体活動量30%・そして DITが10%を占めている。食べることはエネルギーを摂取することであると同時に、エネルギーを使う行為でもあります。だからよく噛んで、ゆっくり食べると胃や腸の血流量が増えるが、早食いではそれが少ないと言います。また、早食いは、糖尿病とも密接な関係があり、糖尿病の発症が、約2倍になり、早く食べると血糖値が急上昇し、それを抑えようとインスリンが大量に分泌され、この状態が長期間続くと膵臓自体が疲れれしまうのです。

ですので、早食いを改め、よく噛んで、肥満や糖尿病予防に努めましょう。!!

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