予防医学豆知識

長引く風邪にご用心!!

01月08日

風邪を引きやすいこの季節、咳が続いても「風邪のせい」と考え、漠然と市販薬を飲んで過ごす人も少なくない。

しかし、長引く咳や決まった生活の局面で起こる咳など、咳によっては注意が必要、3週間以上長引く咳は別に何らかの原因があるはず、その原因の一つが「咳ぜんそく」

咳ぜんそくは、アレルギー性の病気。放置すると呼吸困難を伴う重症のぜんそくに移行する可能性がある。ぜんそくは年齢は関係なく発症。特徴は、夜間や明け方に咳が出たり、刺激のよって咳が誘発されたりする。たばこや香水のにおい、ペットがいる家に行った時など決まった局面で咳が出るならそうである。

また、最近注目されているのが逆流性食道炎で、その特徴は、胃液や消火途中の食べ物が、食道に逆流し、食道が炎症を起こす病気で、脂肪分の多い食事を取るなど、食の欧米化が原因と言われている。

また、鼻の病気が原因になることもあり、慢性副鼻腔炎など、鼻水が鼻の奥から喉に落ちることで、気管支に炎症が起こる病気である。

最後に長引く咳の原因で忘れてはならないのが、結核である。血の混じった痰を伴う咳があるときはもちろん、微熱が続く、寝汗をかくといった症状があれば、医療機関を受診することである。この他、百日咳やマイコプラズマなどの感染症が原因となることもあり、まだまだいろいろな要因で、長引く咳が出る。

そういった治療では、それぞれsの病気に合った治療をするのは、もちろん、症状が治まったからといって自己判断で服薬を止めないことが大切であります。

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