予防医学豆知識

夏の疲れ、その日の疲れはその日のうちに取るのが基本!!

9月5日

昨今の記録的な猛暑、疲れが取れずにたまっていくのを感じている人も多いのでは・・・  秋から冬の後半戦を乗り切るべく、ここで正しく休んで心と体を軽くしておこう。休日は専らどこかへ出掛けてリフレッシュ、と活動し続けている人、冷房の効いた部屋で、冷たいもの・甘いものばかり食べている人は、いないでしょうか?実は、こうした人こそ気付かないうちに疲れがたまっている場合が多いのです。

我々生き物は、体内環境を地球の自然環境に合わせるために、無意識のうちに自律神経が働き、代謝や免疫、ホルモンなどをうまく調整するのです。例えば、暑ければ汗をかいて体温を下げたり、寒ければ、震えて筋肉を収縮させて体温を上げたり、と言った具合です。

自律神経は常に働いているので、意識して休ませる必要がありますが、現在の日常生活環境は、冷暖房等、もともとの自然環境と異なっている場合が多く、自律神経が対応するのは難しくなっています。ですから、まずは夜更かしせずに体内リズムに合わせて6〜7時間程度の睡眠を確保すること、また自然に触れることも効果があり、避暑により自然環境に身を置きつつ冷房なしで過ごす、というのもお薦めです。また、冷たい飲み物は出来るものならば15度以上を心がけ、甘いものの替わりに体を温められるスパイスを使ったものを取る。冷房病の人には、朝食にカレーやショウガがおススメ!!

とにもかくにも、無理が利く人ほど注意が必要なので、特に疲れを感じていなくても、休日はしっかりと体を休めてみましょう。

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