歩くとくるぶしの内側が痛い、かかとをつくと激痛が走るー中高年に多い足の痛みは、筋肉や腱の衰えで、足裏に体重がバランスよくかからなくなった為と言われています。が、最近では歩く事が少なくなった若い男女にも起こっています。
人間の足裏は本来、アーチ型になっており、「後頚骨筋」と呼ばれる筋肉が足首のあたりで腱になり、内くるぶしの外側を通って足の甲の骨に達していて、歩く際、足を地面をけるときに使う大切な腱なのです。
しかし、この腱が弱るとアーチがつぶれ、いわゆる偏平足になりがち、つま先が外側に向き、かかとの骨が外にずれ、体重のバランスが足裏の内側に偏る。この状態で歩いたり、つま先立ちになったりすると、くるぶしの内側が傷む。足の変形によって、ますます後頚骨筋腱に負担がかかる悪循環に陥ります。ひどくなるとつま先立ちができなくなり、外くるぶしも痛むようになります。
現代人はそもそも、歩くのが下手になっています。そこで足の痛みを予防するポイントとして、 1.風呂上りなどにつま先立ち体操をし、足の筋肉を鍛える。 2.歩くときには足の親指をしっかり地面につけ、意識的にけりだすようにする 3.アキレス腱のあたりを伸ばしたりして、ストレッチをする
また体重のバランスを補正することも重要です。!!