予防医学豆知識

体温=免疫力!!

11月6日

昔から「冷えは万病のもと」と言われるがそもそも「低体温」だと健康に良くないのはどうしてだろうか?

体温が1度下がると免疫力は30%低下し、1度上がると500〜600%もアップすると言われています。ガンなどで病んでいる人の体温を計ると35度台、34度の人もいます。

体温を上げると免疫の働きが良くなる根拠には、生命活動を促す「酵素」が働くやすくなり、細胞活動がかっぱるになります。その体温が36度〜37度が最も働くと言われています。また体が温まると緊張がほぐれ、副交感神経が働きやすくなるため、神経ホルモンが高まって免疫細胞のリンパ球が活性化するのです。  交感神経と副交感神経からなる自律神経の乱れが体温低下と免疫力低下を招き、リンパ球の働きが悪くなり、風邪でも2〜3週間引きずることになるのです。  こうした冷えを解消し体温を高めに維持するにはどうすればいいのでしょうか??  それは、一日に腹部・お尻・太ももの前面・上腕の伸筋群等を湯たんぽ等で温めてやると、リンパ球数が格段に増え、免疫力が上がると言われています。また普段から運動で筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることが大事です。!!

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