予防医学豆知識

骨量増大は20代まで、女性は特に過度のダイエットは要注意!!

5月8日

六十五歳以上の特に女性の要介護状態になる理由のうち一割強を「転倒による骨折」が占めているそうです。  骨折の原因の一番は、内部の骨がスポンジのように減っていく「骨粗しょう症」。

骨は最近の調査で、初潮を迎える小学校五年生頃から骨量は増えはじめ中学校二年生ごろ、ほぼピークレベルに達するようで、男性は、中学2年生ごろから増加し、高校二年生ごろがピークらしい。

この時期に、しっかり、カルシウムやビタミンなどを積極的に摂取し、ある程度体重を増やしておかないと、充実期の骨に加わる物理的刺激が少なくなり、十分な骨形成が行われないので、この時期の無理なダイエットは厳禁です。  またこの時期以降も、骨のためにしっかり栄養をとること。特に重要なカルシウム源である乳製品を欠かさないこと。乳製品は朝食時にとりやすいので、朝食を必ずとる習慣を身につけることが効果的です。  そうすれば、骨の貯金を維持し、五十代以降の「減少期」に備えることができます。  ので、くれぐれも食事が不規則になったり、アルコールを過飲したり、過度のダイエットは、骨の消耗につながるので、生活習慣にはある程度目を配りましょう。!!

ちなみに出産は、カルシウム量が極端に一時的に減りますが、出産後には、それを回復させようというメカニズムが働くらしく、人によっては出産前よりも骨量が増える人もいるそうです。!! 

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