現代社会ではデスクワーク、腕を前に出す姿勢に偏りがちで、その為ある部分の筋肉が凝り固まりやすくなるのです。そのある部分とは肩甲骨であり、肩甲骨は背中の左右にある、逆三角形の骨のことで、その周辺には細かい深部の筋肉で支えられ、凝りを感じるセンサーとなる靭帯や腱がないので、凝って動きが悪くなっても自覚されにくいのです。
肩甲骨がスムーズに動かないことが、ひどい肩凝りになり、その影響で首筋が張ってきたり、強いては腕が上がらなくなる四十肩:五十肩になるのです。
そうならないためにも普段から、肩甲骨周囲の筋肉をほぐす簡単な体操を毎日、ほんの20回するようにしましょう!!方法は簡単、まず足を肩幅ぐらい開いて立ち、背筋を伸ばし、両腕をまっすぐに上げる。そのとき手のひらは正面に、そして肘をゆっくりと曲げながら下ろす。その時肘を後ろに下げるようなイメージですればよく、(肩甲骨が中央に寄ってくる。)腕は体の真横の位置を保つようにする。こうすれば胸が開き、肩甲骨周辺の筋肉がよくほぐれます。
また通勤時等に、歩いたりするとき、腕を前に振り出すのではなく、後ろに引くように意識して歩くのも、肩甲骨がよく動き、肩凝りになりにくい体になります。早速明日からでも実行してください。!!