予防医学豆知識

梅雨時こそ、指圧・マッサージで改善!!

6月6日

今年、もう早くも梅雨入り、蒸し暑かったり急に冷えたりしてとかく体調も崩しがち。だるさや冷えなど、この時期に生じやすい不調の解決策の一つに、ぜひ指圧・マッサージを取り入れてはいかがでしょうか!!

梅雨時は、前線の接近に伴って気圧が下がると、末しょう血管が広がり、血圧をうまく調節できなくなる人が多く、特に低血圧気味の人では血圧を上げる必要のあるときにも上げられず、それで肩こりや、フラフラして、ぼんやりして眠く感じたりするなど不調になりやすいのです。

これは主として周囲の状況に対して血圧や血流を調節する交感神経がうまく減退していると考えられます。この交感神経を刺激し、体全体のだるさや血流のの改善には、即効性のある指圧やマッサージが良いのです。

指圧やマッサージは、体に流れる経絡、またその経絡にある経穴、いわゆる「ツボ」を刺激して体性感覚が必要な反応を呼び起こす治療法です。

「ツボ」は人間の体に361あり、近年世界保健機構(WHO)によってその位置や名称が標準化されています。 少し不調に役立つツボを列記しますと、体全体のだるさや、頭をシャキっとさせたりした場合は、風池・ふうちや肩井・けんせいが有名であり、 冷房により冷え、足のだるさには、築賓・ちくひんや三陰交・さんいんこうなどがあります。 ぜひうっとしい梅雨を指圧やマッサージで乗り切りましょう!!

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