現代医学の診断での腰痛には、骨折・ヘルニアといったように解剖学的にはっきりしたもの、また疲労による筋膜性腰痛にだいだい大きく分けられるのですが、東洋医学では「病の本質」として体質的な要因を考えていかなければなりません！
その本質的要因は男女別・年齢・住環境などといった「患者の個人差や生活状況を考慮することが大きなポイントなのです。
女性に多い腰痛の主な要因は、骨盤のゆがみからくる股関節の動きの悪さからだと思われます。
骨盤がゆがむと歩いたり、走ったりする際、重要な機能を担う股関節がうまく動かなくなり、つまずいたりして歩きづらくなり、足にひいては腰に負担がかかってくるのです。
それを解消するためには、普段の生活の中で、歩くことを心がけることです。たとえば、普段エスカレータとかエレベータを使ってるのを階段にするとか、通勤では一駅前に下りて歩いて帰宅するとかして、骨盤の周りの筋肉を鍛え、ひずみを解消し骨盤のバランスを取り戻していくのです。だから特に気張って運動しなくても、ちょっとした心がけしだいで、腰痛から解消されるのです！！